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ふたたび「歩きたばこ禁止条例」について思

2003年3月9日 日曜日

この3月議会の一般質問で長岡京市でも、「より快適なまちづくりのため、ポイ捨て禁止と歩きたばこ禁止や犬・猫のふん害などを規制した、罰則規定も考慮に入れた条例制定が必要かと考えている。ただし、制定に際しては、広く市民などから意見、提案を求め、条例化に向けて取り組む」との答弁がありましたように、歩きたばこ禁止条例制定の検討が行われています。

路上へのたばこや空き缶のポイ捨て、犬・猫のふん害についてはマナーの問題であり、啓発で対策するべきだとの意見もありますが、啓発だけでは効果は少ないと思います。

全国初の罰則付き「歩きたばこ禁止条例」を昨年10月から施行している東京都千代田区でのJR秋葉原駅西口周辺での定点観測の結果は、施行前の9月におよそ1,000本だったものが施行後の10月には200本、11月には30本まで激減したというデータが得られています。

この結果も単に罰則を付けたから減ったのではなく(現に罰則付きのポイ捨て禁止条例は多くの市・町で制定されていますが、効果はあまり得られていません)、罰則付きの条例と条例施工後の具体的な啓発活動によってここまで減ったとも考えられます。

ある市での話ですが、分別回収しているペットボトルの2%に、飲み残しやたばこの吸い殻が入っているため、このままでは処理装置にいれられないので、人が最終的に手選別する必要があり、この経費に億円単位の税金が必要となっているそうです。

みなさまは、このような現状をどう思われますか?

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