日記帳

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「うちの家族はみんなわるい」より

2004年5月29日 土曜日

松下電器労働組合のある支部の執行委員長が、とてもいい話を紹介してくれました。
すでに聞かれたことがある方もおられるかもしれませんが、引用します。

~みよちゃんは4人家族。縁日で買った金魚をお父さんが買ってくれたガラスの金魚鉢に入れて、机の上で大切に大切に飼っています。ある日、お母さんが掃除中に、金魚鉢を落としてしまい、金魚が死んでしまいます。お母さんは学校から帰って来て、がくぜんとしているみよちゃんに、「お母さんの不注意で金魚鉢を落として、金魚を死なせてしまった。“おかあさんがわるかった”」と謝ります。やがてお姉ちゃんも学校から帰ってきました。泣いているみよちゃんを見て「『机の上の金魚鉢は、落ちると大変』と思っていながら、黙っていた“おねぇちゃんがわるかった”」と謝ります。夜になり、お父さんが帰宅して来ました。今日、一日の出来事を聞いて、お父さんはみよちゃんに「ガラスの金魚鉢でなくプラスチック製にしておけば金魚は死ななかったのに。ガラスの金魚鉢を買ってきた“おとうさんがわるかった”」とみよちゃんに謝りました。これを聞いてみよちゃんは「うちの家族はみんなわるい」と笑いながらつぶやいたそうです。~

この話を聞いて皆さんはどう思われましたでしょうか?

他人のことを責める前に、まず自分はどうしていたのかを謙虚に振り返る必要があるのではないでしょうか?この話を聞いてそんなことを思いました。

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