日記帳

日記帳としての投稿はFacebookに移行しました。(2017年9月~)

進藤ひろゆき公式Facebookはこちらから

ノーベル賞受賞に思うこと

2008年10月22日 水曜日

今年のノーベル物理学賞が南部陽一郎氏、小林誠氏、益川敏英氏、ノーベル化学賞が下村脩氏にそれぞれ決まりました。

いずれも約40年前の業績が対象で、受賞までに長い時間がかかりましたが、素粒子論を学生時代に専攻していた私にとっては、ノーベル物理学賞を受賞された3氏の名前は馴染み深いもので、とてもうれしい出来事でした。

受賞された小林氏は「自然を理解するためには、できあがった法則を知るだけではだめで、法則の発見に至ったプロセスを伝えなければならない」、益川氏は「今の大学入試は、採点が楽なようにできていて問題がある。人間は本来好奇心がいっぱい。それに応える教育システムが必要だ」と言われています。

受賞されてからの報道を見ていて、昨今、子どもたちの理科離れが話題となっていますが、子どもたちが理科に対して、「なぜ?」、「どうして?」といった興味を持てる教育が必要だと感じた次第です。

このページのトップへ