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「年金改革関連法案」について (その3)

2006年10月8日 日曜日

年金改革法にもとづいて、10月1日から厚生年金保険料が0.354%引き上げられました。

たとえば年収600万円の方でみますと、荒い計算ですが「600万円×0.354%÷2(労使折半)」で年間1万円ほどの負担増となり、これから2017年まで14年間も保険料が引き上げられ、毎年どんどん負担が増え続けていきます。

一方、新聞報道では、厚生年金から「偽装脱退」する企業が増える可能性も指摘されており、全体の保険料収入が減ってしまえば、政府が約束していた給付水準は維持できなくなってしまいます。

給付水準の「引き下げ」とこれから毎年「増加」していく保険料収入によって過去の債務を帳消しにしようとするのではなく、抜本的にしくみ改正し、若者と企業が納得できる年金制度へ変えていかなければなりません。

皆さん、このままでよいと思われますか?

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