日記帳

日記帳としての投稿はFacebookに移行しました。(2017年9月~)

進藤ひろゆき公式Facebookはこちらから

地震活動期に入っている日本

2007年7月21日 土曜日

12年前の兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)以降、地震活動期に入ったとされる日本ですが、7/16(月)の10:13に震度6強を記録した新潟県中越沖地震が発生しました。被害にあわれた方々に、まずは心からお見舞いを申し上げますとともに、被災地の早急な復興を期待するところです。

関西地方においても、これからの30年間で発生する確率が高くなっている南海地震は、東海・東南海地震と連動して発生した場合、かなり大きな被害となることが想定されています。阪神・淡路大震災でのデータでは地震発生直後の14分間以内に犠牲者の約92%が死亡しており、揺れによる建物倒壊や家具の下敷きによって亡くなっています。

そして、地震後には火災が発生しますが、かなりの広範囲にわたる火災が同時発生した場合には消防署や消防団も全てに対応できないことから、住民による初期消火活動が必要となりますが、建物倒壊により下敷きになった方々の救出活動を優先すると初期消火活動がどうしても後回しになってしまうこと、倒壊した建物により道路が封鎖され火災現場に近づけないことなど、建物崩壊による原因から対応は困難です。

このように建物倒壊や家具の下敷きになってしまうことで被害が拡大していることから、建物の耐震補強や家屋内の家具・電化製品の転倒を防ぐことが自分の身を守る防災施策の基本となります。いつ発生してもおかしくない状況にある、東海・東南海・南海地震に備えたわが家の防災施策について、ぜひご家族で検討していただきたいと思います。

長岡京市の防災事業についてのホームページです↓
http://www.city.nagaokakyo.kyoto.jp/Files/1/03111001/html/bousai_top.html

このページのトップへ