活動記録

進藤ひろゆきの主な日々の活動についてお伝えします。

議会運営委員会の行政視察に行ってきました。

2017年7月31日 月曜日

7/24(月)と25(火)の日程で、私が委員長を務める議会運営委員会の行政視察として、東京都町田市議会と千葉県流山市議会へ、それぞれの議会での議会改革を学びに行かせていただきました。

■7/24(月) 東京都町田市議会

~議会改革について

町田市議会では、平成10年11月の定例会から、本会議傍聴規則と委員会傍聴規則の傍聴人受付簿を廃止し、傍聴券の交付のみとすることで、傍聴者が議会傍聴に気やすくすることや、全員協議会、議案説明会の原則公開を始めとして、平成13年6月から行政視察における全委員の報告文作成、平成20年2月には会議規則での欠席の届出理由に「育児」を加えたこと、平成22年からは各常任委員会による市民団体等との懇談会の活発化、同じく平成22年から新庁舎での本会議における電子表決を行うことの決定、平成24年12月定例会から委員会の請願審査に議員間討議の導入、平成27年4月から「政務活動費収支報告書」のホームページ公開、平成28年10月からは「政務活動費に関する領収書」のホームページ公開、平成28年12月議会からタブレットの議会導入の決定、今年の3月から開始された町田市議会ツイッターなど、これまで様々な議会改革に取り組まれてきました。

その中でも特徴的なものとしては、平成23年10月に議長決定により、ホームページ上に「議案のカルテ」を掲載されています。
この「議案のカルテ」は、個々の議案の審査状況について、いち早く市民の皆さんに議会での審議・審査内容を報告するために始められたもので、委員会提出議案、議員提出議案、市長提出議案、請願、陳情についての、委員会審査の質疑と応答や討論内容をはじめとして、委員会審査結果と本会議での議決結果、およびその議案の内容にいたるまでが、スピーディーにわかるよう掲載されていました。

この「議案カルテ」と同時にその詳細を聞かせていただいた議会ツイッターの取り組みは、長岡京市議会ではまだ行われていないものであり、その他聴かせていただいた議会改革の取り組みも含めて、おおいに参考とさせていただいた視察でした。

町田市議会議事堂入口↓

■7/25(火) 千葉県流山市議会

~議会改革について

流山市議会では、平成17年3月から始められた対面演壇方式(市長等理事者に対して90度)の導入を始めとして、平成18年9月議会からの本会議インターネット中継の導入、平成19年4月に流山市議会議員政治倫理条例の策定、同年6月には完全対面式演壇(理事者に180度対面)の設置と委員会の原則全面公開、平成20年6月に一般質問に一問一答方式、傍聴者アンケートの実施、同年10月には議会シンポジウムを開催、平成21年3月には議会基本条例を全会一致で可決、同年11月に「第1回議会報告会」を開催、平成22年4月からはユーストリームによる全国初の委員会中継の実施と流山市議会ツィッター公式アカウントの取得、同年9月議会から携帯端末機による電子採決の実施、平成23年11月には議会運営委員会と各常任委員会、特別委員会のユーストリームによる中継実施の決定、平成24年2月には流山市議会フェイスブックページの開設、同年4月に議員と議会事務局職員に1人1台タブレット端末を配布、平成25年5月に流山市議会中間報告書の作成と公開、平成26年12月にフェイスブックページを活用した議案等への意見募集の試行、平成28年2月からはYouTubeによる委員会中継の開始、同年7月に高校生議会の開催など、これまで様々な議会改革に取り組まれてきました。

その中でも、流山市議会中間報告書の作成と公開については、それぞれの議員が当選後に取り組んできたことを、それぞれでまとめたものとなっており、全国的にも珍しい事例だと思います。

この議会報告書の取り組みと同時に聞かせていただいた、議会としてのオープンデータへの取り組みや、電子採決、議会フェイスブックの取り組みなど、その他聴かせていただいた議会改革の取り組みも含めて、おおいに参考とさせていただいた視察でした。

流山市へは流鉄流山線に乗車しました↓

長岡京市議会においても、これまでに議会基本条例の制定以降、様々な議会改革の取り組みを進めていますが、今回の視察で学ばせていただいた町田市議会と流山市議会で実施されている様々な取り組みは、長岡京市議会においても、今後のさらなる議会改革に向けて、おおいに参考となった研修でした。

今回の視察において、実際に見て聞いて学んだことを、これからの長岡京市議会改革に活かしていきたいと考えます!

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