活動記録

進藤ひろゆきの主な日々の活動についてお伝えします。

議会運営委員会の行政視察に行ってきました。(10/11・12)

2018年10月19日 金曜日

10/11(月)と12(火)に、私が副委員長を務める議会運営委員会の行政視察として、神奈川県横須賀市議会と東京都多摩市議会へ、議会改革を学びに行かせていただきました。

■10/11(月) 神奈川県横須賀市議会

~議会改革について(議会報告会について)

横須賀市議会では、長岡京市より早く平成22年6月に議会基本条例を制定され、以降様々な議会改革に取り組みまれてきました。
今回の視察では、議会報告会を中心に学ばせていただきました。

<横須賀市議会議場>

横須賀市議会では、平成29年4月までは、4つの常任委員会の副委員長と各会派(無会派含む)の代表7名の計11名からなる議会報告会等準備委員会を立ち上げて、議会報告会と意見交換会を運営されていました。

平成29年5月からは、効果的な広報広聴のあり方、市議会だよりの発行、議会報告会と市民との懇談会の開催について協議を行うために、各会派の比率により割り当てられた10名と会派に属さない議員のうちから1名の計11名からなる「広報広聴会議」を立ち上げられ、議会報告会の運営をされています。

議会報告会は、初年度の平成22年度は1月に1回の開催、以降は毎年4月(改選年は7月)に開催し、平成23~28年度は2日間・5会場、平成29年度は2日間・4会場、平成30年度は2日間・3会場での開催でした。
参加者数は減少傾向となっており、報告会の活性化と参加者の意見を政策提言につなげることを目的に、平成30年度は参加者と議員がフリートークをグループ単位で行う「市民との意見交換」を、議会報告の後に第2部として導入されました。

また、平成29年3月に高校生版議会報告会を市立横須賀総合高校に出向いて生徒と卒業生など17名と行い、平成30年3月には市内高校4校の生徒24名と、議場で議会報告の後に「よこすかをより魅力的な街にするには」というテーマでワークショップ形式の意見交換会を開催されていました。

長岡京市議会運営委員会においても、市民の皆さまとの意見交換会のあり方について、現在検討をすすめているところで、この横須賀市議会さんの取り組みはおおいに参考となりました。

■10/12(火) 東京都多摩市議会

~議会改革について(議会報告会について/議会Facebookページについて)

多摩市議会では、長岡京市より早く平成22年9月に議会基本条例を施行し、以降様々な議会改革に取り組みまれてきました。
今回の視察では、議会報告会と議会Facebookページを中心に学ばせていただきました。

<多摩市議会議場>

多摩市議会では、議会報告会を平成22年11月以降、原則として毎年春と秋の2回全議員参加により実施されてきました。
そして、最近の議会報告会の内容は、市民との意見交換に重点が置かれることが多くなってきたため、平成28年度に議会基本条例を改正して、議会報告会と意見交換会を選択して開催できるようし、平成29年には「意見交換会」として開催されています。

また、若い世代との意見交換にも力を入れ、平成26年秋の議会報告会は青少年問題協議会地区委員会の会議や会合に出向いて10地区委員会9カ所での開催や、平成28年4月には近隣大学に声かけを行い、大学生向けの議会報告会も開催されいています。

議会Facebookページについては、議会ホームページの閲覧者数が増加していないことから、議会活動をより身近に感じていただくために、特に若い世代に関心を持ってもらうために、平成29年度から議会事務局において導入の検討をされて、平成30年4月から「多摩市議会Facebookページ」を正式運用されています。

まだ、たちあげて6カ月というところであるため、効果については検証中とのことでしたが、長岡京市議会運営委員会においても、Facebookページの開設について、現在検討を進めているところで、この多摩市議会さんの取り組みはおおいに参考となりました。



長岡京市議会においても、これまでに議会基本条例の制定以降、様々な議会改革の取り組みを進めていますが、今回の視察で学ばせていただいた横須賀市議会と多摩市議会で実施されている様々な取り組みは、長岡京市議会においても、今後のさらなる議会改革に向けて、おおいに参考となった研修でした。

今回の視察において、実際に見て聞いて学んだことを、これからの長岡京市議会改革に活かしていきたいと考えます!

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