活動記録

進藤ひろゆきの主な日々の活動についてお伝えします。

大和郡山市へ研修に行きました。

2007年10月11日 木曜日

10/2(火)にMCM(松下電器労働組合連合会組織内議員団)京滋奈・中部ブロックの4人で、以下の2項目の内容について、奈良県の大和郡山市へ研修に行きました。

○「大和郡山市防災センター」について

「大和郡山市防災センター」は、消防本部・消防署を併設して平成9年に建てられたもので、年間2,200~2,300人の市民の方が訪れ、地震体験コーナーや職員さんの手づくりによる市内の避難場所と市内ジオラマ、ドームシアター、119番通報体験コーナー、むかしの消防コーナー、煙速度シュミレーションなどの展示や体験ができる施設があり、防災について学ぶことができるようになっています。

大和郡山市防災センター玄関前にて↑

ここ最近、軽症の病気や怪我で救急車をタクシー代わりに使われるようなケースが多くなり、全国的に救急出場件数が毎年増加している状況で、乙訓消防本部においても同様の傾向にあります。

しかしながら、大和郡山市消防本部では、平成16年の3,700件をピークとして毎年減少傾向にあり、なぜ減少傾向なのかを聞くと、「救急車をタクシー代わりに使うようなことが多くなると、本当に必要な重症患者を搬送しなければならない時に対応できなくなることがある」ということを、広報誌などで繰り返し市民へ啓発活動を行ってきた成果と思うとの説明があり、大いに参考となるものでした。

○「箱本館”紺屋”」について

大和郡山市では、市内に点在している町屋を保存再生し、観光情報の発信地としてのセンターや観光案内所、また、金魚の資料館、ギャラリー、工房などの特色ある展示スペースを設け、個性的な町並みを復元していくことが効果的なまちづくり対策であると考え、この「箱本館”紺屋”」は、それらのひとつとして、紺屋町で江戸時代から近年まで染物屋を営んでいた奥野家住宅を買収して、藍染めに関する資料の展示、体験工房、金魚の意匠を使った美術工芸品の展示、また、観光ボランティアによる観光案内の拠点として保存再生し、平成12年に開館されました。

箱本館”紺屋”展示室にて↑

長岡京市においても、旧西国街道沿いにある国登録有形文化財の旧石田家住宅を買収し、”神足ふれあい町屋”として再生保存し、今年の9月からオープンしています。これからの活用の仕方などについて参考となるものでした。

この研修で学んだことや、各議員が所属する自治体の諸課題について意見交換したことを今後の活動に活かしてまいります。
長岡京市政に関して、ご意見・ご質問などありましたら「進藤ひろゆき」まで、よろしくお願いいたします。

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