活動記録

進藤ひろゆきの主な日々の活動についてお伝えします。

中国の余姚市と寧波市を訪問しました。

2008年4月28日 月曜日

中国浙江省寧波市との友好都市盟約締結25周年を記念し、小田市長を団長、八木市議会議長を副団長として結成された長岡京市友好代表団の一員として、4/17(木)~20(日)まで、余姚市と寧波市を訪問しました。

■4/17(木)

杭州蕭山空港に到着後、余姚市にある劇場などの舞台・座席を製造する大豊実業公司を見学させていただきました。この会社は創立17年を向かえ、従業員が1,200人(内技術者300人)で、4つの子会社を持ち、シート業界では中国国内で80%のシェアを持っています。

大豊実業公司にて↑

その後、朱子学を批判的に継承し、学問のみによって理に到達することはできないとして、静坐などを実践して心に理を求める実践儒学陽明学を起こした王陽明の故居を見学し、夕刻は余姚市政府の歓迎会に出席しました。

王陽明故居↑

■4/18(金)

午前中は、慈渓市にある天元骨董家具市場を見学させていただきました。中国全土から骨董品や骨董家具を集め販売している会社で、社長から改革開放政策前の苦労などの話を聞かせていただきました。

天元骨董家具市場↑

午後からは、5月に供用が開始される北は嘉興市と南は寧波市を結ぶ世界最長の海上橋となる杭州海上大橋を見学しました。この橋は全長36km、6車線の道路で、上海から寧波までの距離が320km短縮されることになり、輸送や観光に大きな期待がかけられています。夕刻は、寧波市の毛光烈市長主催の歓迎会に出席しました。

杭州海上大橋↑

■4/19(土)

午前中は、1,508人収容の寧波大劇場と慈城旧市街地の見学をし、午後からは友好都市盟約締結25周年を記念して長岡京市から寧波市に寄贈した八重桜「日本晩桜」の苗木150本を、同時に訪中した市民団体の方々と東銭湖畔に植樹をしました。

 

寧波大劇場(左) 東銭湖での桜植樹(右)↑

夕刻は、長岡京市から同時に訪中していた訪中団全て(長岡京市友好代表団・長岡京市友好交流協会・長岡京漢詩作詩研究会・長岡京市日中友好協会)と寧波市の関係者が一堂に会しての25周年記念祝賀会が行われました。

■4/20(日)

杭州杭州蕭山空港までの移動中、バスから目にした街並みの写真です。土地は村から借りるそうで、家を建てるお金は自分で負担するとのことででした。1軒1軒の敷地は同じ大きさで、最低でも2階建てでした。

空港までの街並み↑

中国へは初めての訪問でしたが、改革開放政策以降、経済発展を続ける中国の力を実感させていただき、多くのことを学ばせていただきました。しかしながら、現地の方々の話を聞いていますと貧富の格差もかなりあり、課題も多くあるとのことでした。

今年の7月には、寧波市からの訪日団が長岡京市を訪れる予定です。今後とも日中両国の発展を祈念して、寧波市との友好交流を末永く続けていきたいと考えます。

このページのトップへ