活動記録

進藤ひろゆきの主な日々の活動についてお伝えします。

決算審査特別委員会小委員会で総括質疑を行いました。

2011年9月21日 水曜日

9/20(火)に開かれた決算審査特別委員会小委員会で、私が幹事を務める会派「民主フォーラム」から3人の議員が小委員会委員として参加し、私からは掲示板でお知らせしていた以下の4項目について、総括質疑を行いました。

 1.人事評価について
 2.人事管理について
 3.下水道事業について
 4.危機管理について

この中で3項目めの質問は、長岡京市の下水道事業へ「アセットマネジメント」を導入することについての見解を求めました。アセットマネジメントとは、保有する資産を効率的に管理・運用する手法で、計画・建設・管理・保全・更新・廃棄の資産のライフサイクル全てにわたり、資産が生み出すパフォーマンスや価値、資産のリスク、資産にかかるコストの最適化を図るものです。

長岡京市の下水道事業特別会計は、下水道使用料の対象となる経費に対して現状の使用料では大きく不足しており、その不足している歳入を毎年一般会計からの多額の繰り入れを続けることで、収支を合わせているのが実態です。

人口普及率もほぼ100%近くになり、建設のフェーズから、修繕と維持のフェーズに移行している長岡京市の下水道事業においては、今までのように壊れたから直すのではなく、適切な投資により、施設の長寿命化を実現し、施設費のライフサイクルコストを削減して、避けることのできない下水道使用料改訂の改訂率を低減するためにも、アセットマネジメントの導入が必要だと考えます。

この質問に対して、

「当初建設された管は38年を経過し、今後は更新や補修に関する科学的な計画を立てる必要を認識しており、下水道長寿命化計画もそのような考えによるものである。重要な社会基盤である下水道について、単なる故障箇所の修繕や老朽管の敷設替えではなく、今後はアセットマネジメント、いわゆる資産管理の考え方を導入すべきであり、今後とも情報を集めて、早期の導入を図りたい」

旨の前向きな答弁がありました。
今後の検討状況を確認していきたいと考えます。

このページのトップへ