活動記録
進藤ひろゆきの主な日々の活動についてお伝えします。
2011年10月12日 水曜日
10/4(火)に乙訓消防組合議会の行政視察で、宝塚市・川西市・猪名川町消防指令センターへ行ってきました。
この消防指令センターで行っている消防指令(119番通報に対してどの消防車や救急車を現地に向かわせるかの指令業務)の共同運用については、国が示している方式の中から協議会方式を採用され、「宝塚市、川西市及び猪名川町消防指令事務協議会」を設置し、宝塚市・川西市・猪名川町の2市1町で、面積は245キロ平米、人口は約41万5千人を抱える中で、今年の4月から指令業務の共同運用が開始されました(川西市と猪名川町は既に平成19年から消防指令の共同運用を開始)。
2市1町のそれぞれの消防行政の運営については、構成市町の消防本部がそれぞれ担っている状況です。2市1町で共同運用を開始することで、従事人員は10人減少となっていました(宝塚市19人、川西市・猪名川町14人の計33人が従事→共同運用で23人に)。
消防指令センターでは高機能消防指令システムとして、災害時要援護者の安全確保を目指して、聴覚障がいや言語障がいなど音声による119番通報が困難な方を対象とした、WEB119(携帯電話のWEB機能を利用)やFAX119の通報システムの導入や、現地からの動画を指令センターなどに電送する動画電送システム、救急医療機関や災害の情報を提供するテレホンガイドなどが整備されています。
消防指令センターの様子と動画電送システムで送られた映像↓
また、消防行政の広域化(2市1町それぞれ単独の運営ではなく乙訓消防組合のように広域化して運営すること)については、現在協議されているところです。
今回の視察で学んだことを、乙訓2市1町の消防行政に活かしていきたいと考えます。