活動記録
進藤ひろゆきの主な日々の活動についてお伝えします。
2012年3月22日 木曜日
3/16(金)の予算審査特別委員会小委員会で、私が幹事を務める会派「民主フォーラム」から3人の議員が小委員会委員として参加し、私からは掲示板でお知らせしていた以下の4項目について、総括質疑を行いました。
1.知財戦略について
2.人材育成について
3.公共施設について
4.自治基本条例について
この中で、3項目めの「公共施設について」では、現在長岡京市で策定へ向けての取り組みが進められている「公共施設の整備のための指針(公共施設マスタープラン)」に、PRE(Public Real Estate ※後述)戦略の考え方を盛り込むことについて質問しました。
民間企業においては、バブル崩壊後、生産性や競争力を維持しつつ過剰債務を圧縮するために、保有不動産を「コア資産」と「ノンコア資産」に分け、コア資産の最有効利用をはかる一方で、ノンコア資産の処分を進めてきました。
このような企業の不動産(Corporate Real Estate)を総合的に再構築する取り組みをその頭文字をとってCRE戦略といい、累積債務や昨年の東日本大震災のために国・地方の財政がより厳しさを増す中、自治体が所有する公有不動産(Public Real Estate)についても民間企業と同様の取り組みが必要となっていることから、これをPRE戦略と呼び、策定する自治体が増えているところです。
この質問に対して、「持続可能な公共施設としなければならないため、本市公共施設の現状を把握し、将来に向けて適正な土地・建物の規模や質・機能を捉え、維持管理、更新、また新設等のための費用を見定め、「住民サービス」が適正に確保されるよう、現在検討している内容にはPRE戦略と関わりがあるように思われるので、よく勉強していきたい」旨の答弁がありました。
今後の検討状況について確認していきたいと考えます。