活動記録

進藤ひろゆきの主な日々の活動についてお伝えします。

会派の視察研修に行ってきました。

2012年8月1日 水曜日

7/23(月)と24(火)に会派(民主フォーラム)で、神奈川県藤沢市と三重県松阪市へ視察研修に行ってきました。

■7/23(月) 神奈川県藤沢市

 ~Fujisawa サスティナブル・スマートタウンについて

藤沢市では、「地域から地球に拡がる環境行動都市・藤沢」の先導的モデルプロジェクトとして、パナソニック(株)の「省エネ」「創エネ」「蓄エネ」技術を活用した「環境創造まちづくり」へ向けて、新たな公民連携による「Fujisawa サスティナブル・スマートタウン」の実現を目指しています。

 

この「Fujisawa サスティナブル・スマートタウン」は、市内のパナソニック(株)工場跡地の約19ヘクタールに住宅約1,000戸(低層住宅約700戸/中高層住宅約300戸)と福祉・健康・教育施設、生活支援施設などを建築し、3,000人(1,000世帯)を計画人口として、平成25年度(一部区画のみで全体は平成32年度完成予定)のまちびらきを計画しているもので、創・蓄・省のエネルギー設備機器をそろえて、SEG(Smart Energy Gateway)でつなぐことで、「エコで、安心・安全なくらし」を実現しようとするものです。

平成22年11月に基本合意の調印式と、パナソニック(株)・藤沢市の共同記者会見、平成23年5月に9社1市による構想の発表が共同記者発表として行われ、現時点では、”福祉・健康・教育ゾーン”における、介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)、保育園、メディカルモール(診療所+薬局)、その他に幼稚園や学習塾、有料老人ホームなどの提案施設の事業者を公募することをすすめている状況でした。

また、環境貢献目標のひとつにCO2排出量70%削減の目標を掲げておられ、”低炭素タウン長岡京”の実現へ向けて取り組みをすすめようとしている長岡京市にとっても、参考となる研修でした。

■7/24(火) 三重県松阪市

 ~住民協議会について

松阪市では、庁内改革として取り組まれていた8つのシステム改革(政策形成システム、行政評価システム、市民参加・参画・協働システム、リスクマネジメントシステム、人材能力開発システム、公会計システム、情報共有システム、環境マネジメントシステム)からなる「市政マネジメント」という表現に対して命名された「地域マネジメント」システムの構築を目指して、これまでのコミュニティ施策を振り返り、市の実情を把握した上で、住民自治の拡充をめざす研究を平成15年度からしてこられました。

 

そして、平成16年4月に松阪市地域マネジメント構築検討審議会から答申書が出され、平成17年の1市4町の合併後、平成18年度から小学校区を基本として地域マネジメントの核となる「住民協議会」が各地域に設置され始め、平成23年度末には全市域43地区への設置が完了しました。

この「住民協議会」にはそれぞれの地域で活動している自治会をはじめとした福祉会や老人会、PTA、公民館や学校などの団体や組織が参画し、地域の課題解決や夢の実現へ向けて「住んでよかった」と言えるまちづくりを実現するための地域計画を策定することとしていますが、現時点ではまだ策定が完了した住民協議会はないとのことでした。

まだまだ課題はあるものの、これまで各団体に出されていた補助金を地域ごとにまとめて活動交付金として、地域協議会に一括して交付することで、地域でどのようなことに優先して使っていくかを決められるようになったことなど、地区自治の再生へ向けた松阪市の取り組みは、10小学校区で「コミュニティ協議会」の設置(現在4つの小学校区で設置済)をすすめている長岡京市にとっても、参考となる研修でした。

今回の視察研修で両市から学んだことを、長岡京市政にしっかりと活かしてまいります。
長岡京市政に関してなんでも結構ですので「進藤ひろゆき」へのご意見をお待ちしております。

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