活動記録

進藤ひろゆきの主な日々の活動についてお伝えします。

PGU組織内議員団の国内研修に参加しました。

2015年11月20日 金曜日

11/12(木)と13(金)に行われたパナソニックグループ労働組合連合会(PGU)組織内議員団の国内研修に参加しました。

■12日は、今年の統一地方選挙に当選された議員の方々のお礼参りとして、香川県の金刀比羅宮に参詣しました。

JR琴平駅と金刀比羅宮↓

 

 

■13日は、広島県呉市で「呉市国民健康保険事業の取り組み」について、研修させていただきました。

呉市では、平成27年度当初での高齢化率が約33%と同規模人口(呉市の人口は234,613人)の都市では第1位という状況で、国保加入者の高齢化率も約52%となっており、国民健康保険1人あたりの医療費は全国平均の1.3倍・広島県平均の1.2倍という額になっています。

そこで、2011~20年度を計画期間とする第4次長期総合計画の重点プロジェクトとして、市民の健康づくりの推進を掲げ、生活習慣予防を柱とした保険事業の推進にこれまで取り組まれてきました。

具体的には、平成20年度からレセプトのデータベース化を導入し、ジェネリック医薬品の使用促進とレセプト点検の効率化により、負担の軽減と医療費の節減を目的とした「健康管理推進システム」を構築され、糖尿病性腎症等重症化予防や重複・頻回受信者の保健指導、生活習慣病2次・3次予防、併用禁忌・回避の医薬品情報提供、医療費分析・調査研究などが行われています。

私もジェネリック医薬品の普及促進については、平成22年の12月議会で一般質問に取り上げて以来、その状況については注視をしてきましたが、呉市でのジェネリック使用促進通知による費用対効果額の平成26年度実績は、費用としては通知の郵便料が約100万円に対して、医療費は約2.04億円の減少となり、平成20年7月に通知を開始した当時のジェネリック医薬品への切替率は30%程度だったものが、現在では80%を超えて、平成27年3月までの累積効果額は8.6億円となっています。

また、糖尿病性腎症等重症化予防については、レセプトデータの分析により対象者に対して重症化予防プログラムを推進することで、呉市での新規人工透析者数は減少傾向となっています。

長岡京市においても歳出が増加し続けている国民健康保険事業への対応について、おおいに参考となる研修でした。

呉市役所での研修後は、大和ミュージアムと海上自衛隊呉資料館のてつのくじら館を見学させていただきました。

大和ミュージアム↓

 

てつのくじら館↓

 

今回の研修では、それぞれの議員が所属する自治体の諸課題について意見交換をすることができました。
今回の国内研修で学んだことを、今後の活動に活かしてまいります。

長岡京市政に関するご意見・ご質問は、「進藤ひろゆき」までお願いいたします。

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