活動記録

進藤ひろゆきの主な日々の活動についてお伝えします。

会派の研修視察に行ってきました。(5/8・9)

2023年5月15日 月曜日

5/8(月)と9(火)に研修視察として、私が幹事を務める会派「輝」のメンバーと、北海道札幌市と岩手県奥州市へ行ってきました。

■5/8(月) 北海道札幌市

~札幌市子ども発達支援総合センター ちくたくについて

札幌市では、発達に遅れや障がいのある子ども、心の悩みを抱える子ども、子どもの発達に不安を抱える家族に対し、子どもの体の発達と心の成長の両面からアプローチし、より適切かつ質の高い医療・福祉支援を総合的に提供するために、平成27年4月に旧市立札幌病院静養院精神科分院建屋を活用して、「札幌市子ども発達支援総合センター ちくたく」をオープンし、複数の施設が集まって運営をされています。

今回訪れた敷地内の施設には、子ども心身医療センター(診療所)、児童心理治療センター”ここらぼ”(児童心理治療施設)、自閉症支援センター”さぽこ”(福祉型障害児入所施設)、かしわ学園(福祉型児童発達支援センター)、ひまわり整枝園(医療型児童発達支援センター)があり、市内の別地域にある、発達医療センター(診療所)、はるにれ学園(福祉型児童発達支援センター)、みかほ整枝園(医療型児童発達支援センター)の各施設と連携をして、より総合的かつ高度な支援を目指した運営をされています。

<ちくたく正面玄関にて>
<施設配置案内図>



愛称の”ちくたく”には、「心・知をはぐくむ(知育)」、「体をはぐくむ(体育)」を表現しており、時計の秒針のようなイメージで、ゆっくりでもいいから、少しづつでも成長してほしいという想いが込められたものとなっており、座学のあと各施設を見学させていただき、その取り組みについて学ばせていただきました。

<座学中>
<地下鉄南平岸駅と結ぶ無料シャトルバス>



これからの長岡京市における、子どもの発達支援のあり方について、今回の”ちくたく”はとても参考となった現地視察でした。

■5/9(火) 岩手県奥州市

~政策立案等に関するガイドラインの策定について

奥州市議会では、オンブズマンによる情報公開ランキングで、奥州市と議会は岩手県内で下から3位という結果だったことから、情報公開の必要性を痛感されて、平成29年7月にタブレットの導入によるペーパーレス化、Facebook・Twitterの開始、FM放送「電波に乗せて!奥州市議会」を開始されるなど、新たな情報戦略の展開を始められました。

そして、平成30年6月には、市議会だよりのリニューアル、Instagramの開始など、令和2年3月からはコロナ禍での情報展開として、タブレット端末でのオンライン会議・調査・視察の実施、LINE WORKSによる連絡手段の新設、コロナ対応の議会BCPの策定、Googleフォームを活用した政策提言のためのオンラインアンケートの実施など、様々な取り組みを進められてきました。

加えて、それまでは議長選挙前に議員にだけ向けて行われていた議長所信表明を、令和4年3月からは議場において市民に公開で行われており、選挙後に議長がその所信表明を議長マニフェストとしてまとめて、実行目標と工程表として市民に公表され、奥州市議会の「見える化」を強力に推進しています。

また、行政に対しての政策提言や議会基本条例の検証などを、PDCAサイクルにのせて実行されているところは、大いに参考としていかなければならないと感じたところです。

実際に早稲田大学マニフェスト研究所による、令和5年3月発表の議会改革度調査2022ランキングの最新結果では、奥州市議会は全国総合順位で7位、情報共有項目では全国3位、住民参画項目では48位、機能強化項目では6位となっており、今回の研修において説明いただいた、「奥州市議会として議会全体で議会改革を進めていくんだ」という意気込みを感じたとおりの結果を出されています。

長岡京市議会においてもこれまでに議会改革を進めてきているところですが、今後の取り組みに活かしていきたいと考えます。

<会派を代表しての挨拶>
<奥州市議会議場にて>


<奥州市役所前にて>
<奥州市出身の大谷翔平選手の手形と握手>



今回の研修視察では、長岡京市における子どもの発達支援のあり方と、長岡京市議会におけるさらなる議会改革の実行へ向けた今後の対応について学ぶことができ、大変有意義な視察となりました。

長岡京市議会や長岡京市政について、ご意見・ご質問がありましたら、”進藤ひろゆき”までお願いいたします。

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