活動記録

進藤ひろゆきの主な日々の活動についてお伝えします。

総務産業常任委員会の行政視察に行ってきました。(5/18・19)

2023年5月26日 金曜日

5/18(木)と19(金)の日程で、埼玉県春日部市と埼玉県さいたま市へ、総務産業常任委員会の行政視察へ行ってきました。

■5/18(木) 埼玉県春日部市

~リノベーションまちづくりについて

春日部市では、東武鉄道スカイツリーライン武里駅西口エリアにおいて、①既存ストックの活用、②地域資源の活用、③まちづくりの担い手を発掘の3つを特徴とする、春日部流リノベーションまちづくりを進められています。

まず令和3年度に、武里地区で事業を営んでいる30~50歳代の若手実践者13名による、エリアの将来像を考えるワークショップ「武里エリアビジョンデザイン会議」を全5回開催されて、まちのイメージのキーワードとして、①テーマ性のあるまち、②人が集まるまち、③ウォーカブルなまち、④地元連携の4つをキーワードとする将来像を策定されました。

次いで、令和4年度に第1回リノベーションスクール@かすかべ武里を開催し、参加者がABCの3つのユニットに分かれて、実在する空き家や空き店舗を題材にして、事業計画を3日間かけて練り上げられました。

ユニットAでは、シェアアトリエ(創作拠点)やカフェなどが計画され、リノベーション第1号として今年の6月に法人登記が予定されており、ユニットBでは、空き店舗と道路空間が一体となった裏通りの魅力向上を目指した「えんがわプロジェクト」、ユニットCでは、ビル屋上に飲食店や音楽ライブなど屋上ならではの強みを活かして試験的にイベントを開催するなど、それぞれで事業展開を考えておられ、実現へ向けた取り組みを進められていました。

<研修会場>
<ユニットA事業の場所>


<ユニットB事業の場所>
<ユニットC事業の場所>



令和5年秋には、第2回目のリノベーションスクール@かすかべ武里を計画されており、春日部市では、地域に愛着を持ち、継続的に活動する「まちづくりの担い手」とともに、公民連携を推進しておられました。

■5/17(火) 埼玉県さいたま市

~大宮区役所新庁舎建設について

さいたま市では、大宮区役所を新庁舎として建設するにあたって、「大宮駅周辺地域整備ビジョン」を踏まえて、周辺敷地とともに「地域連携拠点」を形成するため、「人」と「まち」が活性化する交流空間の創出を目指し、大宮図書館との複合施設(さいたま市役所の一部機能も含む)として、中間層免震機能を持つ地上6階・地下1階で、令和元年5月7日に供用が開始されました。

施設の設計コンセプトは、①まちを紡ぐ、②人を紡ぐ、③時を紡ぐとされており、事業は事業期間を平成28年6月~令和21年3月(維持管理・運営期間は19年11カ月)、大宮クロスポイント株式会社をSPC(特別目的会社)とする、PFI方式(BTO)により整備されました。

<大宮区役所&大宮図書館正面入口>
<建屋地下1階免震装置>


<建屋屋上から>
<建屋屋上太陽光パネル>


<大宮図書館としょかんテラス>
<大宮図書館書籍除菌機>



PFI方式とすることで、民間活力を導入し、設計、建設、維持管理、運営を一括してSPCに発注されて整備が行われており、一部新型コロナウイルス感染症の影響により休止されていた箇所もありましたが、多くの方々が来場し、にぎわっていました。

長岡京市議会では、現在「公民連携について」を総務産業常任委員会の所管事務調査として、調査研究を進めているところです。
今回の行政視察で現地で実際に見て聞いて学んだことを、所管事務調査に活かし、長岡京市に住んでおられる方々はもとより、市外の方々にも「住んでみたい」と思ってもらえる長岡京市の実現をめざして、これからも頑張ってまいります。

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