活動記録
進藤ひろゆきの主な日々の活動についてお伝えします。
2025年5月24日 土曜日
5/21(水)と22(木)の日程で、愛知県西尾市と愛知県一宮市へ、総務産業常任委員会の行政視察へ行ってきました。
■5/21(水) 愛知県西尾市
~観光基本計画について
西尾市では、令和6~15年度を計画期間とする「第2次西尾市観光基本計画」を令和6年3月に策定され、”!また訪れたい!新たな深みと広がりに出会うまち にしお”を基本理念として、令和15年の年間観光入込客数を450万人とすね目標を掲げ、①「西尾に来てよかった!」と言われるそれぞれの観光資源の魅力・深みを向上させる、②「巡りたい・また来たい、ずっと居たい!」と思われる、心に残る観光コンテンツを展開する、③「こんなことできるんだ!」驚きと関心が沸き立つ観光プロモーションを展開する、④幅広い来訪者を受け入れる来訪基盤を整える、⑤西尾市全体で「おもてなし!」みんなが満足できる受け入れ態勢を整える、の5つの基本方針を基に、様々な施策を展開されています。
コロナ禍のタイミングでは観光入込客数が70~80万人減少しましたが、年間観光入込客数は約350万人で推移しており、具体的な観光の取り組みとして、7月の西尾祇園祭、8月の三河一色大提灯祭り、2月の鳥羽の火祭りの各祭り、そして、西尾の抹茶(2009年地域ブランド認定)、三河一色えびせんべい(2018年地域ブランド認定)、一色産うなぎ(2018年地域ブランド認定)などにより、令和6年度は405万人の観光入込客数となっていますが、課題としていかに長く滞在してもらうか、いかに消費額をあげていくかをあげられていました。
西尾市では、デジタルプロモーションにも力を入れておられ、長岡京市の観光施策において参考となった現地視察でした。
■5/22(木) 愛知県一宮市
~観光施策について
一宮市では、観光事業として、一宮駅・銀座通り、本町商店街。真清田神社(尾張一宮)周辺をン以上とする”おりもの感謝祭一宮七夕まつり”を毎年7月末に開催されており、令和6年では917,000人の人出がありました。
まつりの冠に”おりもの”と名前があるのは、尾州が日本最大の毛織物産地であることからによるもので、世界三大毛織物産地(ほかの2つはイギリスのハダースフィールドとイタリアのビエラ)となっているからです(私の冬物のスーツの生地も尾州産でした)。
また、11月にはi-ビル、銀座通り、本町商店街などを会場として、一宮市を中心とする毛織物産地「尾州」を全国へプロモーションするための、BISHU FES.も開催されています。
そして、「いちのみやフィルムコミッション」として、ロケ候補地に関する情報提供、各種許可などに関する協力、撮影にかかる宿泊施設・弁当・機器レンタルなどの企業の情報提供、他フィルムコミッションとの連携・調整などを支援メニューとして取り組まれており、これまでに2016年の海賊と呼ばれた男や、2024年にはオアシス、BISHU~世界でいちばん優しい服~が代表作となっています。
今後は、新たな観光コンテンツの情勢や、2023年度には駅ナカにあった観光案内所を閉鎖し情報発信をウェブサイトやSNSへ移行するなどの取り組みを進められおり、こちらも長岡京市の観光施策において参考となった現地視察でした。
市役所での質疑応答後は、大正13年(1924年)に旧名古屋銀行一宮支店として建築されて、平成28年から様々なイベントで使用されるようになった”オリナス一宮”を見学させていただきました(オリナスは”織り成す”をイメージして命名されました)。
今回の2市への行政視察において、現地で実際に見て聞いて学んだことを、委員会の所管事務調査に活かし、長岡京市に住んでおられる方々はもとより、市外の方々にも「住んでみたい」と思ってもらえる長岡京市の実現をめざして、これからも頑張ってまいります。