活動記録

進藤ひろゆきの主な日々の活動についてお伝えします。

「電機連合近畿ブロック議員団会議」に出席しました。

2007年2月17日 土曜日

2/2(金)に行われた「電機連合 近畿ブロック議員団会議」に出席しました。

今回の議員団会議は、京都市教育委員会の「京都市スチューデントシティ・ファイナンスパーク」と、京都府教育委員会の「京都府若年者就職支援センター(ジョブカフェ)」、「京都府女性総合センター」を視察させていただきました。

■「京都市スチューデントシティ・ファイナンスパーク」

これらは、廃校となった旧京都市立滋野中学校(京都市上京区)を整備して開設した「京都まなびの街 生き方探求館」に開設されたもので、学校での学びを社会で知恵として生かす体験学習を通して、自らの生き方を探求し、働くことの意味や社会とのつながりを理解する「望ましい勤労観・職業観」を育むことを目的とするものです。

「スチューデントシティ」は、小学校5年生を対象に、校舎の中に銀行・商店・新聞社・区役所など12のブースからなる”街”を再現し、学校での事前学習を基に、消費者役と企業に勤める会社員役、それぞれの立場での役割を担い、体験学習を通して社会の働きや経済の仕組み、社会と自分との関わりなどを学ぶものです。

「ファイナンスパーク」は、中学校1・2年生を対象に、校舎の中に再現した”街”で、学校での事前学習を基に、税金・保険をはじめ食費や光熱費など生活に必要な費用の試算、様々な商品やサービスの購入・契約などを体験し、社会にあふれる情報を適切に活用する力や自らの生き方につながる生活設計能力などを育成するものです。

これらの施設は、今年の1/19(金)にオープンしたばかりで、”街”を再現している各ブースは協賛企業の提供となっています。それぞれ既に他自治体では実現されていますが、同一場所に設置して運営しているのは京都市が初めてです。いろいろな情報があふれている中、社会の中で自分のあり方を考えさせるこのような取り組みは興味深いものでした。

■「京都府若年者就職支援センター(ジョブカフェ)」
■「京都府女性総合センター」
 
これらの施設は、両方とも京都テルサ(京都市南区)内にあり、「京都府若年者就職支援センター」は、学生や学卒未就職者・早期離職者・フリーターなどの若年者に対して、相談からキャリアアップ~職業紹介までの一貫したワンストップサービスを提供する拠点として平成15年の8月にオープンしました。このセンターを利用しての就職内定者数は、平成18年度で1,830人となっています(平成19年1月末現在)。

「京都府女性総合センター」は、京都府男女共同参画推進条例に基づく、男女共同参画の推進に関する活動の拠点施設として、チャレンジ支援、学習・研修事業、図書情報資料の提供、相談などの事業を実施し、男女共同参画社会の実現を目指すものです。また、平成18年9月からは女性再就職支援コーナーも開設され、出産や育児のために仕事を離れた女性の再就職などの就業活動も支援しています。

さらに、京都府では「京都府若年者就職支援センター」を拡充し、正規雇用を望む若年者をはじめ女性・中高年者・留学生だけでなく「京都府女性総合センター」が行っている女性再就職支援も取り込み、ハローワークと連携した総合就業拠点として、京都府(公)・連合京都(労)・京都経営者協会(使)が共同運営する「京都ジョブパーク」を今年の4月に開設する予定です。

これらの視察で学んだことを、長岡京市に活かせるところは積極的に取り入れていきたいと思います。

※京都府若年者就職支援センター(ジョブカフェ)
 http://www.pref.kyoto.jp/jobcafe/
※京都府女性総合センター
 http://www.kyoto-womensc.jp/

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