活動記録

進藤ひろゆきの主な日々の活動についてお伝えします。

建設水道常任委員会の視察に行ってきました。

2016年5月24日 火曜日

5/12(木)に大阪府高槻市へ建設水道常任委員会の行政視察へ行ってきました。

~自転車交通施策のソフト面・ハード面の整備について

高槻市では、通勤・通学時の自転車利用率が全国の政令指定都市と中核市の中では第4位(28%)で、全国的にも高い自転車利用率となっており、また、市内における自転車関連事故件数が近年増加傾向にあり、全交通事故に占める自転車関連事故の割合も増加傾向となっています。

そこで、安全で快適な自転車利用環境の創出へ向けての取り組みを総合的かつ効果的に研究するために、各部の課長級を構成委員とする「高槻市自転車利用環境検討ワーキング」を、平成25年度に庁内に設置されました。

そして、平成26年度には「高槻市自転車安全利用条例」の制定、「たかつき自転車まちづくり向上計画(基本計画)」を策定され、平成27年度には阪急京都線北側に自転車通行空間(車道混在)の整備を行われました。

この「たかつき自転車まちづくり向上計画」は、“自転車を安全・快適に利用できるまち たかつき”の実現を目指して、高槻市全域を対象とし、平成27~32年度の6年間を計画期間とするもので、次の4つの柱からなり、現在この方針に基づいて整備を進められています。

【1】はしる:自転車通行空間整備
【2】とめる:駐輪環境整備
【3】まもる:ルール遵守・マナー向上
【4】つかう:自転車利用促進

また今回は、現地視察として阪急京都線北側整備された自転車通行空間を見させていただきました。
長岡京市においてもアゼリア通りにて自転車指導帯として青い通行帯を整備し自転車の進行方向を明示していますが、高槻市の例では青い矢羽根が書いてあり、視覚的にもより分かりやすい形となっています。

 

 

加えて、高槻市自転車安全利用条例には、自転車が歩道を通行する場合でも左側の歩道を通行するように務めなければならないとの条文を設けて、自転車とクルマの流れを統一することで、歩道での歩行者・自転車の双方が安全に通行することができるようにされています。

この他にも、「たかつき自転車まちづくり向上計画」の方針に基づいて、自転車交通施策のソフト面・ハード面の整備を精力的に行われています。

現在、建設水道常任委員会では所管事務調査において「自転車交通」をテーマに選定して調査を行っており、今後の長岡京市における自転車交通のあり方の検討へ向けて、おおいに参考となった行政視察でした。

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