議会報告
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2019年3月
議案:第1~44号議案44件/諮問:3件/報告:5件/陳情:3件/意見書案:6件
※他の議案は、公共施設使用料の改定にともなう議案計9件、平成30年度の各会計補正予算などです。
(お願い:この記録は進藤ひろゆき・一般質問の全文です。進藤ひろゆきの「想い」を皆様に少しでもリアルにお伝えできればと、文言もできるだけそのまま掲載していますが、長岡京市議会の公式記録ではありません。どうぞ予めご了承ください。)
それでは、通告に従いまして、
1.市政運営について、1点
2.スポーツ施策について、1点
2項目計2点について、今議会では19名と多くの議員の皆さんが登壇されますので、簡潔に質問をいたします。
去る1月13日を投開票日として執行された長岡京市長選挙において、中小路市長が当選を果たされ、再び市長に就任されて、2期目の市政運営に携わられることになりました。
今回の選挙結果は、市長の1期目4年間の市政運営に対する評価と、これからの2期目4年間に対する市政運営への期待が現れたものであると、私も思うところです。
1期目の4年間は、「定住の促進」、「交流の拡大」、「まちの新陳代謝」を戦略目標として掲げて、数多くの施策を進められてきました。
そして、今回の2期目は、子育てのしやすさや介護基盤の強化などによる「定住の促進」、長岡京市の魅力の発信などによる「交流の拡大」、公共施設などの老朽化によるインフラの更新といった「まちの新陳代謝」をキーワードに、「未来を創る長岡京市づくり」として、
(1)安心で豊かなくらしづくり、
(2)次の世代へとつなぐ魅力づくり、
(3)新しいまちのかたちづくり、
(4)市民の期待を超える市役所づくり、
の4つの目標を具体的に提示され、ワンランク上の成熟したまちにしていくために、「計画」から「実行」へ、「考える」から「行動」へ進んでいく必要性を訴えられました。
中小路市長におかれては、強力なリーダーシップのもと、市役所職員さんたちとの「対話」を引き続き進め、2期目の市政運営に邁進していただきたいと考えます。
そこで1点の質問をいたします。
【1】開会日の平成31年度の一般会計予算議案説明時に、平成31年度の市政運営の基本的な考え方について聞かせていただいたところですが、ここでは2期目4年間の市政運営に向けた、中小路市長の想いをお聞かせください。
次に、スポーツ施策についてお聞きします。
スポーツ少年団に所属される各団体の指導者は、ボランティアでの活動となっており、その団体の運営は財政的に決して豊かな状態であるとは言えません。
現在他の自治体においては、子どもたちがスポーツ施設を利用する際の、利用料金を減額しているところが数多く存在しています。
お隣の京都市の事例を紹介しますと、「子どもに対する京都市スポーツ施設の利用料金の減額に対する要綱」を定めて、乳幼児、小学校の児童、中学校の生徒を対象に、市内のスポーツ施設の利用料金の減額を、平成17年4月1日から施行されています。
その要綱の第4条では、
(1)子どものみが競技に参加する競技大会、
(2)前号以外の競技大会で、全市的に組織された団体が実施し、その目的・主催団体の活動状況及び子どものスポーツ振興に向けての効果が明確であるもの、
(3)子どもを対象としたスポーツ振興を目的とする事業であり、参加料が無料のもの、
(4)子ども以外が監督及びコーチとして参加するものを含む子どものみで行う練習試合及び練習、
(5)小学校及び中学校の授業又は課外授業で実施されるもの、
の5つを対象範囲として、市内スポーツ施設と付帯設備の利用料金の50%減額を実施されています。
現在、長岡京市においては、公益財団法人長岡京市体育協会が、「子どもスポーツ充実事業助成」として、助成対象者を長岡京市スポーツ少年団及び登録団体、長岡京市ジュニアリーダー会、長岡京市学校体育連盟とし、実施要項を定めて、
(1)スポーツ少年団本部長杯争奪種目別大会開催事業、
(2)スポーツ少年団研修会参加奨励事業、
(3)単位スポーツ少年団活性化事業、
(4)ジュニアリーダー育成事業、
(5)児童・生徒の体力向上及び競技力向上事業、
の5つの助成対象事業に対して、定額の限度額を定めて助成対象経費の基準等に沿って助成していますが、普段の練習試合や練習などは助成対象となっておらず、京都市のような幅広い助成が必要だと考えます。
そこで質問いたします。
【2】長岡京市においても、子どもたちへのスポーツ振興をより進めていくために、子どもたちがスポーツ施設を利用する際に、京都市や他の自治体のように利用料金を減額することについて、見解をお聞かせください。
以上で1回目の質問を終わらせていただきます。
理事者の皆様におかれましては、明確かつ簡潔なご答弁をお願いいたします。